ディスクシステムの思い出
ファミリーコンピュータが登場した何年後かに、ディスクシステムという新しい商品が登場しました。
当時はファミコンのカセットは1本買うのに4000円も5000円もかかり、なかなか子供たちは新しいソフトを手にすることができませんでした。
しかしこのディスクシステム、一枚ディスクカードがあれば書き換えという機能でいろいろなゲームを楽しむことができるのでした。
その書き換え料金がなんと500円!この安さが魅力。
ゲームに飽きたら新しいゲームに書き換えればいいのです。ただし、前のゲームは消えてしまうのでひとつソフトを手に入れるにはひとつ失わなければならないことになります。ディスクが何枚もあればいらないソフトから順番に書き換えていけばいいのですが。
これがあったらもう今までのファミコンのカセットなど買わなくなるのでは!?と思うくらい期待したのですが、そうでもありませんでした。
ディスクシステムのゲームって容量の問題なのでしょうが、大作というか長く楽しめるというか、そういうのが少なくて結局人気作品は今までのカセットで発売してましたから。ゼルダの伝説とかは大作感があってかなりすごかった記憶がありますけどね。
しかもロード時間とかA面B面のチェンジとかいろいろとじれったかったりもする。やけに長い場合もあるし。
そんなこんなで便利は便利なのですが、自分は書き換える回数よりもカセットを購入する方が多かったと記憶しております。
ただ、これは名作!というゲームもディスクシステムにはたくさんあったと思います。好きだったのは悪魔城ドラキュラとかスーパーマリオブラザーズ2とかです。
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