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| 初代かまいたちの夜の怖さ このソフトがスーパーファミコンで登場したのは1994年の冬ですね。 「こんや12じ だれかが しぬ」 強烈なメッセージとともに始まる恐怖。建物に響く悲鳴。 このスーパーファミコン版かまいたちの夜の登場時、私は本当に恐怖した覚えがあります。 (ネタバレ注意:この下の文章にはゲームの謎解きに関することが少し含まれています。) このゲームの発売以前にスーパーファミコンではチュンソフトから「弟切草」というソフトが発売されていました。「おとぎりそう」と読みます。 弟切草はサウンドノベルという新しいジャンルのゲーム第一弾ということでした。 私はかまいたちの夜の発売以前に弟切草をクリアしており、サウンドノベルがどういうゲームなのかをだいたい把握してました。 その弟切草と同じタイプのゲーム第2弾として発売されたということなので、私はさっそく購入して「かまいたちの夜」をプレイしました。 さて、かまいたちの夜を人から聞いてプレイしたことのある人はこのゲームをどのように紹介されたでしょうか? まずは「恐い」ゲームだという情報を得ると思います。そして、次に「犯人がわからない」という情報を得る可能性が高いかと思います。 しかし、この「犯人」という言葉が出てきた地点で、このゲームの舞台となるペンションで人が次々と死ぬ そうすると、プレイする人は「このゲームは殺人事件が起こって、その犯人を当てるもの」と認識してから始めることになるでしょう。 そして1998年に発売されたプレイステーション版の「かまいたちの夜 特別編」にも説明書にしっかりと だが、スーパーファミコン版の登場は違いました。私のところには上記のような情報がありませんでした。 つまり、ペンションで次々と人が死んでいく状況がどういう現象なのか全くわからない状況で、この恐ろしい物語をすすめていくのでした。 もちろんゲーム中に主人公は犯人は一体誰なのか?という推理をする場面がたくさんあります。 「犯人を当てるゲーム」としてプレイし始めた人にとってはバカらしい可能性ですが、そうでない私にとっては 原因もわからず次々と死体にかわっていく登場人物たち。恐ろしすぎてペンションの廊下を歩くこともできません。 後から考えると、「人が次々と死ぬのは人間の仕業」という情報がなかったことはこんなにもプレイヤーを恐怖にさせるものなのだと そして、私をおそったのが弟切草の先入観でした。 弟切草は途中にでてくる選択史で、どの選択をとってもそれなりに最後には話を解決したことになりました。 しかし、かまいたちの夜は事件解決のための正しい選択をとらないとBADENDとして物語は解決しないまま終わってしまいます。 弟切草と同じような感覚でプレイしていた私は、まずは恋人に殺されるBADENDにたどり着きました。 2回目は選択史をちょっと変えてみました。 弟切草のように毎回選択史を変えながらフンフン♪とさまざまなストーリーを楽しむものではありませんでした。 一度事件を解決すれば、スパイ編や幽霊編のような別の世界の話を見ることはできますが、まずはメインのミステリー編である というわけで、「弟切草と同じタイプという先入観」がゲームのクリアに影響をあたえてしまったのでした。 これらのことのおかげでかまいたちの夜は、私が今までにしたゲームの中で一番怖く感じたゲームであります。
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