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ファミコン時代 ファミリーベーシック伝説 あなたは覚えているだろうか? その名もファミリーベーシック。 ある日、部屋の片づけをしていました。DVDやCD、が当たり前となった時代、引き出しに並べられたいくつものカセットテープを発見して思った。 「あ〜このカセット大事にとっておく必要あるのかな。」 そこに敷き詰められていたのはすべて、今は使わなくなったけど昔聞いてた音楽のカセットテープ。 いや、ちがう。 その中には形こそ同じカセットテープですが、音楽が入っているのではなく、別のラベルが貼られたカセットテープが混ざっていました。 ラベルに書かれていた言葉は「○○の大冒険」 そう、これははるか昔、ファミコン登場時代の周辺機器、ファミリーベーシックのバックアップテープなのでした。 9章ぐらいの章立てになっていて、主人公はヘンテコな世界を壮大に冒険をするのです。1章が10分ぐらいで終わります。クリアするごとにカセットから次の章を読み込みます。そんな感じのふざけたゲームでした。 まだ残ってたのか・・・ 確かファミリーベーシックはドラクエ3と同時に手に入れました。発売したのはドラクエ3の方がずっと後で、ドラクエ3が出る頃にはファミリーベーシックの話題は古すぎるぐらいです。 ファミリーベーシックはその時点では、近所の小さなお店では在庫がなく、取り寄せしないと手に入らないぐらいマイナーになっていました。 それでも私はどちらも同じぐらいほしかったです。 電源を入れると「ワタシハファミリーコンピュータデス」とか表示されて、ファミコンと話ができました。 ファミリーベーシックは自分でプログラムを打ち込み、好きなゲームを作成することができるすばらしい機器です。 しかし、せっかく作ったゲームも電源を切ると消えてしまう。 これではたくさんの自作ゲームを保存することができません。せっかくの機能が泣く。 データレコーダではカセットテープを用意してピーガー!と言う音を毎回聞きながらプログラムを保存するのです。当時のパソコンと同じです。 それによりいくつものプログラムを保存することができるようになったのですが、まだ問題がありました。 ファミリーベーシックのプログラムは、作れる容量が決まっていて長いプログラムを書くとすぐに容量を超えるのです。 でもV3というソフトを使えばもっと長いプログラムが書けました。だからV3も手に入れました。9800円。きつい。V2もあったようですが、よく知らんです。 これでもっとすごいゲームが作れるゾ!と喜んだものです。しかし、私にとってファミリーベーシック最大の欠点と言いたい、絵が描けないという点は問題でした。 決まってるんですよ。使える絵が。キャラクタはマリオとか飛行機とか。 それでも容量をフルに使って規模の大きなゲームが作りたかったので、お話を章立てにするなどしてがんばりました。 今は本体がないのでカセットはあるが遊ぶことができません。ていうかカセットの中のデータが生きてるのかも不明。 まあそんなわけで、ファミリーベーシックは私にとっては思い出の周辺機器であります。今はもう残ってはいないけれど・・・。 現在は簡単にゲームを作る環境があって、当時とは全然違いますね。すばらしいことです。 ちなみに○○の大冒険は2もあります。なんと絵がでる。 |
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